Circus Maximusは初期のDream Theater を連想させるかのようなプログレッシブさとテクニック。

出展:http://www.circusmaximussite.com/

Circus Maximusは、2000年にノルウェーで結成されたプログレッシブ・メタルバンドです。

現在のメンバーはボーカル・Michael Eriksen、ギター・Mats Haugen、ドラム・Truls Haugen、ベース・Glen Cato Møllen、キーボード・Lasse Finbråten らから成ります。

初期のDream Theater を連想させるかのようなプログレッシブさとテクニック、そしてボーカル・Michael Eriksen の高い歌唱力によって、密かに注意を集めているバンドです。これまでに4枚のオリジナルアルバムが発表されましたが、いずれも、特に2枚目が高く評価されています。最新作は2016年に発表されたばかりの現在進行形のバンドです。

まだ4枚しかアルバムを発表していないということで、今後、どんな名盤を発表してくれるのかが楽しみなバンドでもあります。豆知識として、ギター・Mats Haugen、ドラム・Truls Haugen はファミリーネームが同じですが、彼らは兄弟のようです。

簡単に1作目のアルバム「The 1st chapter」を紹介したいと思います。

アルバムタイトルから、これからの活躍への自信が感じ取れますが、その名に恥じない傑作となりました。私が思うに彼らの作品の中で最もプログレッシブなアルバムです。1曲目「Sin」のイントロから、ヘヴィなリフ、メロディアスなギターソロが響きます。やはりプログレといっても根底にあるのはメタルです。

プログレといえば難解なイメージが常にまとわりつきがちですが、この「Sin」でまず気がつくのはボーカルのキャッチーさでしょう。楽器隊が複雑なバッキングを奏でていても、歌が分かりやすいので良い意味で難解さは薄れています。分かりやすいといっても、間奏はメタル感満載で、一般的なプログレメタルの慣習を受け継いだ作風になっています。

2曲目「Alive」はファンの間でも特に人気が高い曲です。この曲でもやはりボーカルの印象が強く、歌唱力の高さをまざまざと感じました。所々にはいるキーボードの美しい旋律は、どこか日本の歌謡曲を思わせるところがあり、日本人受けしやすいのかもしれません。

最終曲「The 1st chapter」は19分にも及ぶ大作です。プログレッシブメタルで大作と聞くとどうしてもDream Theater と比べてしまいたくなりますが、私は比較しても遜色ないと思っています。

大仰なイントロから始まりギターリフで疾走を始める展開は、何度聞いても新たな感動があります。

その後も疾走あり、メロディアスなパートありと、展開がめまぐるしいので19分の長さは全く感じられません。個人的にはDream Theater のA Change of Seasons に比肩すると思っているのですが、他のファンの方々はどうなのでしょうか。